読書の質問コーナーが掲載されたエッセイ

Posted By on 2016年5月13日

ここ数日間読んでいたエッセイはとても興味深いものでした。日々の生活や食べたものを日記形式で記載された読み物で、著者の作品への心意気が手に取るように分かる内容でした。生きていれば上手く行かない時もあります。こうした時に起こった出来事や気持ちも率直に書いているところは、読者からすると強く共感できるところなのです。
このエッセイには本の随所に質問ページが設けられています。エッセイも去ることながらこの質疑応答がとてもよい味を出していました。お酒が好きな著者へのユニークな質問はもとより、人生観についての質問に対する回答はシンプルかつ、驚くほど的を得ており、読者の心を釘づけにするものです。例えば大切にしていることは何かという質問には、映画でも小説でも何でもいいから興味を持てる何かを見つけること、そして自分の周りにいる人に興味を持つことだという回答でした。またパートナーや友人関係についての質問については、お互いを尊重して自立することを心掛けていると書かれていました。そして一番心に残ったことは「人を羨ましがることは下品」だということ。人と比べてしまことや悪いことがあるとその人のせいにしてしまうところがある私にとって、目が覚めるようなコメントでした。この本を読んで心がキリッと一新したことは言うまでもありません。充実した毎日を生きるためにも、自分を冷静に客観視しすることが大切だということを心から感じました。

いつ観ても心に残る映画

Posted By on 2016年4月16日

先日DVDで映画を観ました。この映画は絵本が原作となった森の守り神が出てくるユーモアと優しさが詰った素敵な作品です。何度か観ていた映画ですが、大人になってから鑑賞するととても心を打つものがありました。
田んぼと畑と大きな森に引っ越してきた姉妹と父親はお化け屋敷のような古い家で生活を始めました。母は病院に入院しており、姉は家事をしながら小学校に通い、妹の世話をしています。そしてこの家族を見守るように不思議な出で立ちの守り神が、隣の森に住んでいるのです。本当に困った時に守り神であるお化けがこの家族を助ける姿は、可愛らしくて微笑ましいものです。
この映画を最後に観たのは、いまから何年前だか定かではありません。恐らく10年位の歳月が経っていると思います。しかしながら今観ても、心が温かくなる作品に仕上がっています。以前鑑賞した時は抱くことがなかった感情が、先日観た時には新たに湧いてきたものです。
絵本や文学作品にはいつ観ても新鮮に感じるものがあります。こうした作品は長い年月を掛けて人々に愛され続けます。先日みた映画もまたこうした作品の一つだと思います。子供達にも是非知って欲しい作品の一つとして私も語り継いでゆきたいです。

思い出の鶴

Posted By on 2016年3月20日

先日書店に行ったら、レジの近くに『店員が作ったものです。ご自由にお持ちください』と折り紙で折ったバラが置かれていました。どんないきさつでこれを作ったかはわかりませんが、見事なものです。思わず手に取ろうとしたのですが、持って帰るまでに潰してしまいそうだったのでやめにしました。私は鶴を折ってもくちばしが尖らないほどに不器用なので、こんなものを作れる方は本当に尊敬してしまいます。
そう言えば、祖母は極小の鶴を折るのを得意としていましたね。爪楊枝の先を使って丁寧に作られたそれは、私達孫に大人気でした。その器用な血を引いているからか、父も細かい作業が得意です。昔は、お菓子を包んでいた紙でいろいろと作ってくれたものでした。
ある程度年を重ねると、ちょっとしたものを見ても昔を思いだしますね。これを懐古的というのでしょう。ちょっとだけ年齢を感じはしますが、素敵な記憶をたくさん持っているのはきっと幸せなことですよね。
以前知り合いの子が置いていたので、折り紙は我が家にあるんですよ。私も久々に何かを作ってみようかな。紙風船とか、口をパクパクできる玩具とか。近々親戚が来る予定があるので、子供が一緒に来ることを考えて、遊べるものがいいですね。

フリーマガジンで情報収集

Posted By on 2016年2月22日

最近、フリーペーパーを貰うことが増えました。基本的にはお店の宣伝がのっているものですね。それを使ってどこに行こうというわけではないのですが、どんなお店があるのかなと見るのが好きです。それに最近のフリーペーパー……というか厚いのでもはやマガジンですが、これは構成が凝っているものもあります。ただ単に店舗紹介を並べただけではなく、エリアごとにコースになっていたり、家族連れにお勧めはここ、デートの場合はこちらなどとまとめてあったりするんですよ。
こういうものを作っている方たちは、実際に店に行ってリサーチをしているのでしょうね。いつもこれだけの情報をまとめるのは大変だろうなあと思いながら、ありがたく見ています。コラムがあったり占いコーナーがあったり、たぶん宣伝料で賄っているのでしょうが、無料というのが申し訳ない充実度です。
しかし困ったことがひとつあります。そうやっていろいろなところで貰ってくるから、このマガジンがたまってしまっているのです。古い情報は利用価値がないと言っても、そうではない文章ものっているので、手放すに手放せず、切り抜くのも面倒で……。手間を惜しんではいけないことはわかっているのですが。そろそろ整理整頓の時期かもしれません。

今は亡き音楽評論家から思うこと

Posted By on 2016年1月27日

長年趣味として読書に慣れ親しんでいると、たくさんの作家やアーティスト達の作品に出会います。その中にはもう既にこの世を去った人々も少なくありません。また、愛する作家がこの世を去ることをニュースや人づてに知ることもあるものです。私は先日ある音楽評論家が亡くなったことを人から聞きました。この評論家は主にジャズについての文章を書いており、たくさんの書籍を世に残した人です。数年前にはミュージシャンと供に行ったトークショーの会場に足を運んだこともありました。とても小柄で穏やかそうな初老の男性で、トークショーの場は和やかに進み、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。また書籍には書けなかったエピソードなどもふんだんに織り交ぜたこの企画は今でもとてもよい思い出になっています。友人からこの評論家が亡くなったことを聞いた時には驚いたと同時にもうライブな空間でお話を聞くことが出来なくなってしまったことをとても残念に思いました。それと同時に切なさで胸がいっぱいになったことを昨日のことのように思い出します。しかしながら彼が書いた本はいつまでも書店に並び、思考や音楽への思いは若い世代の人々へと語りつがれてゆくことを考えると感慨深いものです。
生きてゆくということは出会いや別れを繰り返してゆくことだという人もいます。若い頃から親しんできた作家やアーティストがこの世を去ることは悲しいことですが、生きている私達は彼らの作品に出会えたことを胸に刻んで、その思いをいつまでも大切にしてゆきたいものです。

スナックのママの写真集

Posted By on 2016年1月1日

以前ぶらりと入った大型ブックストアの一画でスナックのママ達の写真集を見つけました。この本に収められている写真に写っている女性達の顔が今でも忘れられず心に残る書籍となっております。人の顔は20歳を過ぎると自分の人生を反映したものになるそうです。その言葉の意味が手に取るように分かる作品となっており、生きることの重みさえも考えさせられたものです。それほどまでにみなさんよい顔をされていました。
さて私は先日、テレビ番組である街の一画にある飲み屋さんの表情を3日間に渡り取材したものを観ました。主役はお客さんと店を切り盛りするママさんです。たくさんのお客で賑わうお店からママと一緒にしみじみと語りながらお酒を楽しめるところまで、ユニークで個性的な飲み屋が紹介されていました。何よりもお店の看板でもある女性が優しくて気風が溢れているところが印象的でした。お店を訪れる人に安くて栄養価の高い料理を振る舞うために昼間は新聞の折り込みバイトをするママや女手一つで子供を育て上げた逞しい女性など、魅力溢れる人々が登場しました。そしてどの人達の顔も味があってとても素敵でした。夜のとばりが降りる頃に赤提灯が灯るお店を訪れる機会があったら、そこで働く女性の話にじっくりと耳を傾けてみたいものです。

人生を幸せにしてくれるものとは

Posted By on 2015年12月5日

休日の昼下がりが好きです。のんびりとした時間を過ごすことも出来るし気持ちもリラックスしているので、心のゆとりからかちょっとした幸せを味わうことが出来るからです。そんな午後のひと時はカフェに出掛けて読書をすることも多いものです。時々訪れるカフェは、大きな窓があって外にはテラス席が置いてあり人々の憩いの場となっています。私はカウンターの席に座り、窓から町行く人達を見ながら読書をします。本を読むことに集中しつつも、ふと目を上げると窓の外をたくさんの人達が横切るものです。子供連れの家族や仲良く手を繋いで歩くカップル達。みんな思い思いの休日を過ごしているのだと微笑ましく思います。
先日このお店で外を眺めていたところ一冊のマンガを思い出しました。一組の男女が過ごす何気ない休日の生活を描いたものです。まったりとマイペースにそして穏やかな生活を送る登場人物達に好感が持てる作品です。そして登場人物以上にマイペースなネコの存在はこのマンガのよいエッセンスになっています。この本に描かれているような生活が出来たら心地よいだろうなとふとした時に思うもおのです。
生きていれば悩むこともたくさんありますが、ささやかな時間を過ごすことで小さな悩みは解決できる時もあります。気持ちをほぐしてくれる本と美味しいコーヒーと居心地のよいカフェがあれば人生は上手くいくのかもしれません。

レコード屋さんでお買い物

Posted By on 2015年11月10日

散歩途中に中古レコード屋さんに寄ってみました。アナログ版とCDが所狭しと並んでおり、ジャズ、クラシック、ロックにソウルと様々なジャンルの品揃えが展開されているため訪れる人も多い店です。60年代から現代に至るまでの幅広い年代に渡るラインナップは音楽史を知るよい勉強にもなります。私はたくさんのCDを手に取りアーティストや楽曲をくまなくチェックしました。そして店内の試聴器で聴いた女性ジャズシンガーのアルバムに一目惚れして購入してみました。ジャケットはモノクロで美しい女性の写真も印象的でした。また美しいバラードはおうちでのゆったりとした時間に安らぎを与えてくれそうです。
レジで支払いをするため並んでいたところ、横にあった書籍コーナーを見つけました。気になったので購入後に立ち寄ってみたところ、数十年前に発売された雑誌やサブカルチャーの世界で人気を誇る漫画家の作品が売られていていました。レコードやCDのラインナップにもひけをとらないコアな商品達に胸がワクワクしました。なかでも女性アーティストについて書かれたイラスト入りの本はとても面白そうでした。また特典でついているエコバッグはデザインが可愛くかったので購入しようか検討しましたが、この日はお財布の中身と相談して買うことを諦めました。近々この本を買いにまたこの店を訪れてみようと思います。

文化を発信する街を楽しむ

Posted By on 2015年10月17日

友人の結婚式の二次会に出席するために、数週間前の週末に若者文化が根付く街を訪れました。二次会が始まるよりも早い時間に着いてしまいその界隈を散策してみました。その街には十数年前にはたくさんのレコード屋が軒を連ね、音楽好きな人達が、レコード屋の大きな袋を持って歩いている姿をよく目にしたものです。まさにカルチャーの発信の地といった感じでしょか。その後時代の流れにより幾つものレコード屋が閉店しました。当時通っていた大型CDショップが数年前に閉店した時は私も衝撃を受けたものです。それから時が経ち形を変えて街の一画に小さいながらにも今の時代のニーズに合ったショップをリニューアルオープンさせました。この日はこのショップをのぞいて音楽を視聴して幾つかの書籍をみてみました。新品商品と供に中古商品もたくさん並んでいて、懐かしい作品もたくさん目にしました。書籍が並んだ棚には今の音楽シーンを特集した最新の本から昔発売されたものまであり、感慨深い気持ちにさせてくれます。クラブシーンやギターポップ、解散してしまったけれど今でも根強いファンがいるバンドなど、書籍にはたくさんの情報がつまっていました。限られた時間でしか店内を見ることができませんでしたが、またいつかここを訪れてゆっくりと買い物をしたいと思います。

猫を存分に楽しんだ日

Posted By on 2015年9月14日

先日ある街を訪れました。かなり早い時間についてしまったのでブラブラと散歩をして時間を潰してみました。午前中のかなり早い時間に着いたこともありその土地で摂れた野菜や花などが売られた公営の市場を見ることもできたり、小さなお寺を見つけてお庭を散策してみたり充実した時間を過ごしました。そして目的の場所に向かおうと歩き始めたところ、生涯学習センターの玄関口に「猫展」という看板を目にしたのです。この展覧会が妙に気になってしまい、用が済んでから立ち寄ることにしました。会場を訪れたところアマチュア写真家が撮影した猫の写真が飾られておりお気に入りの作品の下にシールを貼って人気投票をする面白い企画がおこなわれていました。どの写真も猫への愛情を感じることができるものばかりで、思わず顔がほころんでしまいます。ふてぶてしい態度や可愛らしいもの、自由気ままな振る舞いなど表情豊かな作品を見ていると猫が地球上に存在していることに感謝の心を抱いてしまうものです。
私の家にも猫について書かれた本が何冊かあります。写真付きの本や猫が登場するマンガなどが本棚に並んでおり、時折読み返すことで心に癒しを与えています。この日もうちに帰ってから短編マンガを読んでみました。展覧会のお蔭もありやはりこの動物には文学的な趣があると再認識することが出来ました。

どれから読んでいいのか迷ってしまう・・・

毎日たくさんの小説がいろんなところで生まれています。
いっぱいあるのはいいことだけど、どれを読んでいいのか迷ってしまうのが悩み。あれもこれも欲張りなわたし(笑)