読書週間というものが?

Posted By on 2014年11月9日

友達と学生時代の話をしていて初めて知ったんですが、「読書週間」なるものが存在するのですね。お恥ずかしながら、存じ上げておりませんでした。調べてみると、起源は1924年に制定された「図書週間」だそうです。
この存在を、世の中の子ども達は知っているのでしょうか?知らないお子さんや親御さんは多いと思うのです。妹にも聞いてみたんですが、妹も知らないようです。別の友達に聞いてみたら、知っている人と知らない人が居ました。
マンガは誰に何も言われずとも読むというのに、小説となるとなかなか手が伸びないのは何故でしょうか。勿体無いと思うのです。絵がないからこそ、自分の想像の世界で登場人物が話して動く、想像と物語のリンクは読書でしか味わえない魅力だと、私は考えています。
読書週間はひとまず置いておいて、私は仕事に忙殺されがちな人に敢えて本を薦めています。勿論、多忙な彼らに長編は薦めませんが、疲れたときに読んで、と小川未明さんの『小川未明童話集』と、星新一さんの『ボッコちゃん』を差し出しています。癒しと笑いで次の仕事への活力になってくれれば、というささやかな願いを込めて。個人的には『小川未明童話集』は『野ばら』、『ボッコちゃん』は『おみやげ』が好きです。

絵本の行間

Posted By on 2014年10月25日

以前テレビで、名作児童文学ランキングが発表されていました。私が見たときはちょうど絵本が多く並んでいたのですが、さすが名作とついているだけあって、そうそうたるものでした。『100万回生きた猫』や『押入れのぼうけん』『モチモチの木』もあったでしょうか。でもこれらの絵本は、正直言って、どれも子供好きする絵ではないんですよね。『押入れのぼうけん』なんて、子供の頃私は号泣しました。内容ではなく、絵が怖くて。でも名作と呼ばれて、今も子供たちに読まれています。素晴らしいことですね。漫画も絵本も、いかにもアニメっぽいというか、少女漫画・少年漫画っぽいもののほうが、人目を引くと思うんです。でもそうでなくてもいいものは残っていくということが、本当にすごいと思います。上記の三冊は、今後も長く読まれていくことでしょう。もし未読の方がいれば、大人でもお勧めしたいくらいです。十分楽しめます。絵本というのは平易な文章で書かれているから見逃してしまいがちですが、結構奥が深かったりするんですよね。子供のときは純粋にストーリーを楽しみ、大人になってからは行間を読んで楽しめば、一冊で二度美味しい本になります。そう考えると、本当に大事なことは小さな頃から触れているのかもしれません。

世界中が感動する芸術家

Posted By on 2014年10月12日

芸術の世界には詳しくないのですが、見ると感動したり、強く引き込まれたりする作品があります。ここ数年で知った、そんな素晴らしい日本の芸術家さんの一人が、草間彌生さんです。草間さんは、水玉の芸術作品で有名ですが、その独創的かつ斬新な世界観が、見る人を圧倒してしまう凄さに溢れています。まさに芸術家です。今までに国内外で、数多くの展覧会を開催されてきた実績と、世界中の人たちがその才能を認め、魅了し続ける功績は本当に素晴らしいです。ここ数年は、テレビでもたくさん取り上げられているので、ご存じの方も多いと思いますが、その全身全霊をかけたような創作風景は凄まじいもので、魂がこもっているのがよくわかります。だからこそ、国を超えた世界中の大勢の人々を感動させ、引きつけてやまない作品になるのでしょう。
もう一人、影絵で有名な藤城清治さんも、素晴らしい芸術家です。90代で、あれほどエネルギッシュに創作に打ち込めるなんて、信じられないほど尊敬しています。ずっと見ていたくなるような、繊細なメルヘンの世界は圧巻です。
草間彌生さん、藤城清治さんの作品を直接見たことがないので、いつか展覧会に行ってじっくり感動を味わってみたいと思っています。

小説から学び取りたい珠玉の人生観

Posted By on 2014年9月30日

小説を読む楽しみとして、登場人物の人生を少しだけ疑似体験した気になれる、というものがあります。よく俳優さんが役を演じた事で、その役の人物の世界を疑似体験できて面白いという話を耳にしますが、それに似た部分があるかもしれません。大体、主人公の目線で描かれているので、主人公に感情移入して考えていくかと思います。でも他の登場人物たちにも、この時この人は本当はどう思っただろうか…など、主人公以外の複数の登場人物の気持ちを想像したり察したりしながら、読み進めて行くのも面白さの一つです。
そして、それぞれの人物に自分なりの評価をして、この人は信じられる人だとか、この人はあまり好きでないなど、様々な人間を見ては色んな思いを交錯させていったりもします。実際の自分の人生や状況、人間関係などと照らし合わせながら読んでいくので、小説を読む時は楽しさの裏でエネルギーを消耗しているかもしれません。
でも小説を読むことを通して、時に自分の人生を見つめ直したり、何かを考え直させられたり、人間としての勉強にもなっています。小説そのものの面白さは読む醍醐味ですが、小説を読むことを通して何か大事なものを学び取ることを、今後も続けていけたらと思っています。

涙でストレス解消

Posted By on 2014年9月15日

最近涙腺がすっかり弱くなってしまっているようです。昔読んだときはなんてこともなかった本なのに、読み返して感涙ということがよくあります。泣いている姿を見られるのは恥ずかしいという意識があるので、これは泣くかもしれないと思う本を読むときは、絶対に人前では読まないようにしてきました。でも最近のように予期せぬところで泣いてしまう本は厄介です。電車の中で泣きそうになったときは、ごまかすのに必死でした。うっかりすると内容を思い出しただけでも泣いてしまいますからね。考えることも気を付けないといけません。涙を流すことはストレス解消にいいそうです。あと、笑うことも体にいいそうです。気持ちを発散させるという行為がいいのでしょうか。大人は日常の中では、感情を押さえがちですものね。そういえば子供の頃、親の泣いた姿を見たのは一度きりです。それは母親が、悲しい映画を見ていたとき。私も一緒に号泣でした。でも父が泣いた姿は見たことがありませんね。私の周りの成人男性はなにせ泣かないのです。そのかわりに、お酒やたばこでストレス解消をしているのかもしれませんね。そう考えると、本で泣ける私は、体に害のないもので泣けてストレス解消できるわけですから、ちょっと得した気がします。

新旧のバランス

Posted By on 2014年8月24日

先日、CDを買いました。一枚の中で何人もの人が歌っているもので、私はその中の一人しか知らなかったのですが、なんとなく興味をひかれたのです。それを昨日開封し、さっそく車でも家でもリピート再生しています。CDは普段あまり買わないのですが、買うと大抵はひたすら繰り返して聞いています。逆に言えば、そのくらい欲しいと思わなければ買いません。どちらかと言えばCDよりも本が欲しいんですよね。つい一週間ほど前なんか、ついに母に怒られましたよ。「あんた、本を一冊我慢して服を一枚買いなさい。清潔ならいいってものじゃないんだからね!」ですって。女子力、なんて言葉も聞きますが、どうやら私の女子力は限りなくゼロに近いようです。だって孫もいる母にそう言われてしまうんですから。でもまだ着られるんですよ?たしかにちょっと古びてはいるでしょうけど、流行からもずれているでしょうけど……ってそれがいけないんですね。今気づきました。私はひとつの物を大切にする性格です。CDをリピート再生することも、同じ本を何度も繰り返し読むことも、何年も同じ服を着ることも、そういう性格だからだと思います。でも逆に言えば、新しいものを受け入れがたいとも言えるのかもしれませんね。古い物も大切、新しいものも大切。要はバランスなのでしょう。

賢く見えるブックカバー

Posted By on 2014年8月3日

外国旅行のお土産品として貰った、革製のブックカバーを愛用しています。子供の頃にフリーマーケットで手に入れた品と、偶然ですが、同じものです。子供時代のものは、いつの間にかなくなってしまったんですよ。革製なので、見た目はとてもしっかりしています。先日病院の待合室で、そのカバーを使って本を読んでいたら、親しい看護婦さんが「本を読んでいて偉いねえ」と話しかけてきました。特に難しい専門書を読んでいたわけではなく、一般小説です。「普通の小説だよ」と答えると「中身はなんでもいいんだよ。そのブックカバーだと、すっごい賢そうに見えるよ」ですって。そういえば、今までカバーなしで本を読んでいたときは、ほめてくれませんでしたね。カバーの威力なんてものもあるんだなあと、面白い発見ができました。ちなみにカバーは母の手製の布製のものと、この革製のものと、二種類を持っています。先日友人から電話があり、なにかのポイントでもらったブックカバーがあるからあげる、と言われました。私は持ち歩く本にしかカバーを付けないのでそういくつもは使いませんが、気持ちによって選べるのはありがたいですね。友達、どんなのをくれるのでしょう。届く日を、首を長くして待っています。

移動中に出会った仲間への願い

Posted By on 2014年7月19日

先日遠出をする機会があり、新幹線に乗りました。行きは朝の早い便だったため、乗客は数えるほど。寝ている人がほとんどでした。しかし夜遅く、帰りの便は座席は人でいっぱいでした。談笑している女性グループ、眠っているサラリーマン風の男性。私の隣の席に座った女性は、熱心にハードカバーの本を読んでいました。本好きな私としては何の本かとても気になったのですが、あまりじろじろ見るのも失礼ですから、自分も持参した文庫本を読んでいました。そして数駅を越え、次の降車駅が近づいた頃。彼女はおもむろに本を閉じ、席を立ちました。そのときちらりと見えた本の題名が、私がかつて読み、お気に入りとして書棚の中に置いている本のものだったのです。もっと早くに気づいていれば、もしかしたら親しく話ができたかもしれないと、残念でしかたありませんでした。移動中に本を読むのはいつものことではありますが、本とは移動中ではなくても読めるんですよね。でも同じ本を読んでいる仲間と直接顔を見て話せる機会は、案外少ないものです。惜しいことをしました。願わくば、彼女もその本を気に入って、本棚に並べてくれますように。出口へと向かっていく背中に、そうお願いしました。

まずは自分でやってみる、という心

Posted By on 2014年7月12日

ある作家さんがインターネット上で、小説の書き方について書かれていました。その中で作家を目指す初心者に向けて「まずは完成させなさい」と言っていました。以前どこかで見た別の作家さんも同じことを言っていたことを、思い出しました。たいていの初心者は、書いている途中で飽きてしまうのか面白くないと思ってしまうのか、一本を完成させることができないそうです。でもそれだと、指導する側としてはなんのアドバイスもできません。つまらなくてもいいからたたき台が必要なのだそうです。すべては書き上げることからと、そんな記事を読んでいて、どの仕事も同じだなあと思いました。どんな会社に入っても、最初はやり方を習って、そのあとに実行し、それでわからないところや困ったところを先輩に聞いたりしますよね。作家だから、あるいは漫画家だから特別なのではない、自分でやるということは、当たり前のことなのです。ちょっと話はずれますが、やってみるという精神はとても大事だと思っています。できないかもしれないと思っても「かもしれない」は完璧ではありません。できる「かもしれない」のです。そんなことを自分に言い聞かせながら、私は社会人としての生活を続けています。

変わらないことがこだわるということ

Posted By on 2014年6月25日

「あんたは意外にこだわりがあるねえ」と母に言われ、そうだろうかと考えました。気が小さいとはよく言われますが、私の行動は大ざっぱ。比較的怒ることも少なく、おおらかな性格だと思っていたからです。こだわりなんて本当にあるのかと、過去を思い返し……ありました。たとえば使うボールペンのメーカーや、口紅の色。パソコンや携帯の文字の書体。気に入るとそれにこだわっていることに、初めて気がつきました。先日児童文学の古典作品の本を買ったときもそうでした。外国の翻訳ものなのですが、私が読んで気に入ったのは岩波書店のもの。でもどんなに本屋を探しても、見つけることができず。友人が別の出版社の同じ作品を見つけてきてくれて、もうこれでいいかと購入しかけたのですが、中を見たら翻訳が違っていて……。納得できずに、購入を諦めたことがあります。映画もそうです。字幕と映像を同時に見るのが苦手で、外国映画は吹き替え版を見るのですが、一度吹き替えで見た作品を偶然字幕でまた見たときに、私のお気に入りの台詞がなかったんです。以来、その字幕の作品は見ていません。保守的とでもいうか、いつもと違うことが耐えられないんですよね。これがこだわるということかと、妙に納得した一瞬でした。

どれから読んでいいのか迷ってしまう・・・

毎日たくさんの小説がいろんなところで生まれています。
いっぱいあるのはいいことだけど、どれを読んでいいのか迷ってしまうのが悩み。あれもこれも欲張りなわたし(笑)